気密試験とは、わかりやすく言うと家中の隙間がどれくらいあるか?を測定する試験です。C値と呼ばれる数字が0に近いほど性能が良いということで、気密住宅と呼ばれる数値は、2以下です。
新築住宅の場合は、気密試験はかなり普及していますが、リフォームの場合は少ないと聞きます。なぜなら隙間だらけの構造で、気密性能を持たせるためには、かなり難しいから...。
こんな機械で測定します。一般的な気密試験は構造骨組みが見えてる状態でしますが、今回は完成時での測定です。このほうが実際に生活する環境に近いためよりリアルな数値ということになります。
新築骨組み時に、0.4とか出る住宅も完成時に測定すれば、0.7とかになります。リフォームの場合は、1.2~1.5程度とも言われます。今回のお宅は、0.9と言う納得が行く数値が出ました。リフォーム完成でこの数値は良いほうだと思います。