40m2ほどのLDK。リビングとキッチンは段差が15センチほどあり、しかもガラス戸で仕切ってあるのでまるで一体感がありませんでした。
建物は築90年ですが、キッチン周りは40年前に一度改造してありますが、床材もほぼ寿命が来た状態で、あちこちがブヨブヨ状態です。何といっても冬足元がほんと冷えるのが悩みでした。
二つの空間を一つにし、広いLDKにリフォームします。今回は、断熱と耐震改修もあわせて行います。完成写真はこちら・・・。
天井高は一番高い所で4m以上あります。リフォーム前の天井高は2.5mでしたので解放感はまるで違います。天井裏に隠れていた梁も化粧してあらわしです。ここまで天井を高くすると、奥出雲の様な寒冷地では寒いんじゃないか?と心配される方もいらっしゃいましたが、外気温0℃でも室内は20℃程度。湿度も50%程度と非常に快適空間です。
床下温度も10~12℃と安定していますので、床暖房が無くても床の冷たさは感じません。今までとはまるで違います。この大空間を1台の蓄熱暖房でまかなっています。今回断熱リフォームもおこなっていますのでその効果は絶大ですね。
更に夏場の採風も考えてありますから、季節風をうまく室内にとりいれて夏場も涼しく窓計画もしてあります。自然の風や太陽の光を有効に利用するデザイン(パッシブ)も今後の家づくりにはかかせません。
綺麗に作るだけではなく、燃費のいい家。エコな住宅は、そこに住むお客様の笑顔につながりますねヽ(*⌒▽⌒*)ノ