最近は、住宅もプレカットと呼ばれる、工場での機械加工がほとんどで、現場では組み立てるのみ・・・。
そんな仕事が増えていますから、木材の継ぎ手を加工できる職人さんも少なくなっています。
日本の神社仏閣は、木造で数百年経過した現在でも立派に建っています。
釘を1本も使わない組手を見ると、建築家の私も鳥肌もんです。
神社仏閣は、宮大工と呼ばれる特殊な技術をもった大工さんの仕事ですから、なかなか一般住宅では見ることができません。
一般住宅で使われてる継ぎ手とはどんなものがあるか?
この継ぎ手で、2本の木材を1本につなぐ事ができます。
当社は、一軒の家をこのような継ぎ手で沢山加工して50年以上建ててきました。
最近のプレカットも、もちろん利用しますが、こんな木材加工できる職人さんで、リフォーム工事も行なっています。
リフォームにはこんな継ぎ手はほとんど必要ありませんが、腕のいい職人さんによる最高の仕事!
こういう技術を継承していく事も、私ども工務店の仕事の一つだと思っています。