第19章 公開イベント

新米営業マン奮闘記イベント2日前。加工場が会場になるため片付けから始まる。受付用のテントもレンタル。加工場内に紅白幕を付けたり、構造の一部が分かる様に模型を作ったりと大忙しだ。

来場者に見てもらう資料、アンケート作成など本当に目の回る忙しさだったが、初の試みによる期待そして不安が交じる心境だった。

前日は夜遅くまでの作業だった。土、日、2日間に及ぶイベント。準備が出来、社長はじめ従業員達全員で最終打ち合わせ。いよいよ明日。米子市の家に帰る道中で色んな事が頭をよぎる。きちんと説明が出来るだろうか?お客様は来てくれるだろうか?もう後には引けない。新たな事業展開はもう始まっているんだ。頑張るしかない。

いよいよイベント当日が来た。
ぐっすり眠れなかった昨夜。気が張りつめていたからだろう。午前10時の開場に向け各々が所定の位置につく。

基本的に接客は、社長、専務、私の3人。これまでこちらから出向いての営業だったが、お客様を出迎えての営業は初めてだ。

長い間、飛び込み的な営業により初対面の方と話す事の違和感は既にない。お客様を和まし、緊張を解いていくと言う初対面の方との接客法においては、おそらく私が一番適任だと思う。

これは営業で身についたというより、生まれつきの何かだと思う。10時の開場と同時に近隣の方々が来てくれた。11時頃にはチラシを見て来て頂いたお客様も何組かおられた。大東町、仁多町、木次町と新規のお客様だ。昼過ぎからはまた何組かの来場。イベント初日、好調な滑り出しだった。


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